よく私の親に、あなたたち毎日何食べてるの?と聞かれます。我が家は私が日本人という事もありお米を良く食べますが、イギリス人はお米の代りにじゃがいもを食べることが多いです。
スーパーで売られているジャガイモは沢山の種類があります。例えばマッシュ用、ロースト用、茹でいも用、ジャケットポテト用などです。ただ、チップス(フライドポテトのこと)はほとんどの家庭でも冷凍の既にカットされているオーブンで温めるだけの物を使用しています。
ソーセージも色々な種類がありますが、イギリスのソーセージは日本のウィンナーとはかなり違います。日本のソーセージはドイツの影響が大きいようですね。イギリスのソーセージは生のひき肉に味付けをしたものをそのままソーセージにしてあり、日本のと比べて一本が大きいです。因みにソーセージとマッシュポテトの料理のことをバンガーアンドマッシュと呼びます。
さて、イギリス料理と聞いて頭に浮かぶのはオーブン料理です。
肉や野菜を何でもローストして食べます。どんな野菜もローストすると甘みが出てとても美味しいです。お肉は牛、ラム、豚、鳥、と何でもします。
フィッシュパイは燻製のお魚とそうでない白身の魚をホワイトソースで味付けし、その上にマッシュポテトを載せて、オーブンで焦げ目をつけます。私の大好物です。
シェパーズパイ(ラム肉)/コテージパイ(牛肉)は基本同じものですが、肉の種類によって呼び名が違います。スパゲッティーのミートソースのようなもの(トマトベースでは無い)の上にマッシュポテトを載せてオーブンで焦げ目をつける。これもとっても美味しいです。
フィッシュアンドチップスは有名なので、特に説明することもないと思いますが、白身魚のフライにチップス(ポテトフライ)です。
ロンドンにはパイ&マッシュ、ジェリードイール(ウナギのゼリー固め)という料理もありますが、私は食べたことがありません。
朝ごはんの定番はイングリッシュ・ブレックファースト(フル・ブレックファーストとも呼ぶ)です。ベイクトビーンズ(煮豆)、ソーセージ、目玉焼き、マッシュルーム、トマト、ベーコンなどがお皿にどっさりの朝食です。朝、これを食べると昼ご飯は必要ありません。 ホテルに泊まると必ずこれが出てきます。
良くパブの看板でAll Day Breakfastと書いてあるのをよく見かけます。最初どういう意味?と違和感ありましたが、これは一日中 English Breakfastが食べられるという意味です。
イギリスはヨーロッパ料理、植民地だったインド料理の影響も大きく、家庭でもパスタやカレーも良く食べますよ。
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