義理兄がアメリカ人と結婚したので、親戚が集まるとアメリカ英語とイギリス英語という話題がよく出ます。どうやらアメリカ人にとってイギリス人の話し方は「丁寧でマナーが良い」ように聞こえる様です。その理由は please, thank you をYes Noの後に必ず使うからだと思います。
例えばこんな感じ。
Can I use your toilet, please / May I use your toilet, please
Would you like somehting to drink? Yes, please / No, thank you
私がイギリスに来たばかりのころ、please 付けるのを良く忘れたものでした。その時、良く冗談交じりに “please?”と返され、直されました(笑)
あと、イギリス人はsorryもよく使います。 以前、アメリカ人はsorryはほとんど言わない、と聞いたことがありました。その背景はsorryというと自分の間違えを認めたことになり、訴えられる可能性があるから、らしのですが、本当かどうかは知りません。でもイギリス人は sorryを非常に良く使います。日本人の「ごめんなさい、すみません、失礼しました」と同じような感覚で。
“lovely“も非常によく使います。「良いわね」「素敵ね」と言いたいとき ”that’s lovely”といいます。 個人的には女性が主に使っているイメージです。
lovelyはとても便利な言葉で、料理が美味しいと表現したい時にも使えます。例えば前の晩に美味しい料理を食べたことを人に使える際、こんな風に言えます。
“We had a lovely dinner last night”
その他にもこんな風に使います。
いい天気 lovely day/weather
素敵な靴 lovely shoes
楽しいひと時 lovely time(=good time)
可愛い子供(見た目も/性格的な部分も) lovely child
いい性格 lovely personality
義理兄嫁の母がアメリカから遊びに来た時、”you guys use ‘lovely’ a lot“と言っていたそうです(笑)
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こんにちは。
素敵な習慣ですね。
ささやかな言葉の中に、気遣いや思い、優しさがにじみでています。
最近の日本人は言葉を短縮する傾向にありますが、より豊富な語彙をもつ民族として、あらためて言葉の大切さを思いました。
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コメントをありがとうございます。イギリス人は回りくどい表現が好きですしそれが丁寧な話し方と思われています。ちょっと日本の文化と似てます。
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