イギリスの病院システムNHS

イギリスは主治医(GP)制で、国営の診療所、病院を使用すれば無料で診察をしてもらえます。一見夢のような話ですが、問題も多いです。全て予約制の為、GPに会いたいと電話をかけると2週間後の日付を言われることが多いのです。その為、基本的にイギリス人は風邪で病院を訪れることは無く、市販の薬で済ませます。

抗生物質が必要な症状の場合、総合病院の緊急治療(Accident & Emergency)を訪れ、そして一日中待つことになります。命に関わる患者以外はひたすら待つしかないのです。一体GPは誰のために存在するのだろうか?と思うことがあります。子供だけは少なくとも優先対応されるので、朝予約の電話を入れると通常その日のアポが取れます。

一方で、イギリスは999という緊急電話番号があり、警察、救急車、消防車全てが共有の番号です。ここにかけるとオペレータによって何が必要か判断されます。しかし多くの人が安易に999へ掛ける為、これまた問題が多いのです。

そこで役に立つのが111。GPと999を埋める役割をします。ここに電話するとトレーニングを受けたオペレーターが出て、必要に応じて、近所の医療施設を紹介し、はれて医者に会うことができます。

私も最近何回かお世話になり、何と素晴らしいシステムだろうと感動しました。Walk-in(アポ無しで訪れることが可)のGPを紹介したり、その日のうちに会えるGPのアポをとってくれたりします。イギリス旅行中にどうしても病院に行く必要が出た場合はここに電話をすることをお勧めします。残念ながら日本語サポートは有りませんが😥。

ところで、イギリスではGPの紹介なしに専門医に直接会うことができません。プライベートの保険を使用しても基本、GPの紹介が必要です。以前GPにプライベートの保険を使用して胃カメラチェックをしたいから、紹介状を書いて欲しいとお願いしたのですが、出してもらえませんでした😭。

ちょっと胃が痛いから胃カメラでも、なんて簡単にはしてもらえ無いのです。症状の原因を確かめず、一先ず薬を出して様子を見る、というパターンです。そんなことしてる間に悪化するのではと思うばかりです。

イギリスに来たばかりの時は、プライベートの日系医療機関に登録して、そこを利用してましたが、家から遠いので最初の数年だけでした。

基本的に私は体が強く不便は感じませんし、アメリカの医療機関の話を聞くと文句はいえませんが、イギリスに来て一番思うのは日本の医療機関の素晴らしさです。その為最近は、定期検診を日本で受けるようにしています。

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