海外子育てと日本語学習 ①

これは私にとって永遠のテーマです。

残念ながら、子供が両親の母国語を何の努力もせずにして習得すると言うことはありません。現地の言語、家庭での言語、学校やお友達との間で使用する言語によって習得度が違ってきます。当然のことながら、一番触れてる言語が優位になるわけです。

我が家には8歳の息子がおり、学校と家庭の言語が英語なので日本語の習得に苦労しています。共働きですので、息子が日本語と接触する時間が極端に短く、その為、特に小さい頃は日本語を勉強する意味が理解できないようでした。強制すると抵抗もしますし、それによって日本語がトラウマにならないようにと飴とムチで付かず離れず続けて来ました。

ロンドンで子育てをしている仕事場の先輩から「うちは毎日欠かさず寝る前に読み聞かせをした。」と言うアドバイスを貰い、読み聞かせは頑張って続けていますが、毎日は出来てません😢

抵抗期

うちの場合、5-6歳のころ日本語学習に対し抵抗がありました。何度か、「どうして日本語を勉強するのか」と聞かれ、その時の私の答えは「おばあちゃんは英語が分からないから、好きなおもちゃを買ってもらえないよ」でした。子供なりのモチベーションが必要ですよね。

この時期は現地校もスタートし、友達の和が急に広がる時期。独立精神も出てきて学校で学ばない日本語学習の目的に疑問を思いはじめるようでした。そして、読み聞かせ用の絵本選びも難しくなってきます。

ある程度込み入った物語に興味を持ち始め、現地校で読む本のレベルが上がってきます。一方で同じレベルの物語を日本語では理解が出来ず、2つの言語レベルに大きな差が出てきた時期でした。その結果、本人も戸惑いを感じたのでしょうか、必要の無い日本語をなぜこの母親は無理矢理使うのか、と思っていたようでした。家族の言語が英語なので「ママは英語ができない」と言う理由は当然使えず、日本語学習のモチベーションを考える時期です。

うちに場合、この時期が一番の試練の場でした(今のところ)。その時、助けられたのは同年代の日本人ハーフの男の子友達です。なぜ男の子、とわざわざつけたかと言うと、この時期、男の子と女の子の遊び方に差が出はじめ、女の子しか持たないお母さんには理解できない悩みも一杯あるからです。女の子の方が精神的発達が早く、落ち着きがありますし、日本語学習に対しても積極的な印象を受けました。一方で男の子チームは体を動かすことが一番楽しく、分けの分からないから言語が面倒なようでした。

次回は「どうやって抵抗の山を越えるか」です。

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

にほんブログ村

2 thoughts on “海外子育てと日本語学習 ①”

  1. Dear My Blogさん
    数日前に「海外子育てと日本語学習 ②」の方にコメントを置かせて頂きましたが、その際に、画面が変わりましても、コメントが送られましたという表示がありませんでしたので、ちょっと、不思議な感じはしておりました。
    その後、Dear My Blogさんからの反応もありませんでしたので、もしかしら、そのコメントが送信されていなかったのではと思いまして、再度トライしてみたいと思った次第です…ご迷惑でしたら、お詫び申し上げます。
    以下が、先日置かせて頂いたつもりのコメントです。
    ================
    Dear My Blogさん、Simple10です。
    色々な方のブログを拝見してますと、欧州に住んでいるいないに拘わらず、センスの良さを感じさせられてしまいます。
    まずは、そこに目が行ってしまいますね…内容よりも。
    でも、Dear My Blogさんの書かれている内容には、ついつい読んでしまう/読まされてしまう程の流れの良さがあります…文章とその構成に優れたものがあるんですね。

    そうですか、Londonにもう20年にもなるんですか…「長い」という言葉を超えているようにさえ感じてしまいます。
    中国にも20年近く、あるいは、それ以上も長く住んでいる方々もおられますが、何故か、奥様は日本で、中国にはお独りでという方々が少なくありませんね(^-^;

    事情は異なりますが、上海には日本語が出来る中国人が多数と言いたくなる程におります。
    勿論、日系企業や日本人を対象とした商売で働くために学んだという方々もおりますが、日本の漫画やアニメを切っ掛けとして日本語を学び始めたという人々も多いです。

    私は、冗談半分に、いずれ中国語には限界がくるので、そのうちに10数億の中国人達が英語を話すようになるんじゃないの、と中国人たちをからかうのですが、彼らも強気ですので、日本人がそのうちに中国語を話すようになるよと返してきます(^-^;

    私のかつての仕事仲間で、米国で高校⇒大学⇒会社と進んできた方が、日本人たちに、お前の日本語は変だと良くからかわれていました…かと言って、彼の米国人の仕事仲間に、英語が普通に出来るとは思われていなかったように思います…そりゃあ、彼の英語力は、私の遥か彼方でしたが、それでも英語の文化に溶け込みきれていない部分もあったのでしょうね。
    米国の郊外に住みますと、現地の人々に溶け込むことが簡単ではない環境になります。

    また、同じように米国の高校から始めて、コロンビア大学院でDr.を取得していた日本人の同僚がいましたが、プリンストン大学出身のDr.(米国人)に、彼の話す英語は完璧に近いが、書く方はまだまだと言われていました。

    まあ、こんな状況に置かれて、私の英語力は出来る出来ないのレベル未満だと思わされましたね(-_-;)

    まあ、そういうことで、バイリンガルやマルチリンガルに関して、どうのこうの言える立場にはないのですが、言葉と文化は直結していますので、言葉には深遠な要素があるのでしょうね。

    長々と失礼しました。

    Like

    1. なぜか貴方のコメントがスパムに入っており気づきませんでした。大変失礼いたしました。本当に同感で、言葉は文化と密着しており、背景を理解しないと学べない点がいっぱいあります。息子には言葉そのものよりも日本への興味が途絶えないように努めています。道のりは長いです💦

      Like

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google photo

You are commenting using your Google account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.