ブレグジット(Brexit)

今、英国は揺れている。あと2ヶ月程でEUを抜ける事になっているのだが、北アイルランド問題で、国会の同意が取れず足踏み状態が続いた。

さてこの北アイルランド問題とは?アイルランドは国が分割されており北アイルランドは英国、すなわちUKの一部。今回の英国EU脱退により、EU圏のアイルランドと脱退国の一部である北アイルランド間の国境間チェックをどうするかが大きな問題なのだ。英国は島国なので陸続きの国境はここのみ。さらには宗教的摩擦により分割された国境で元々は同一国だ。

さて、この問題の核となっているバッグストップ(Backstopって一体なんだろう?

Backstopは2国間に物理的な関所(hard boarder)を作らない保証である。EUと英国間で合意が成立しない間は今まで通りEU圏として扱わう、すなわち関税同盟(EU customs union)に所属し単一市場(singe market)の一部のままであるということだ。

バッグストップ(Backstop)の問題は大きく2つ、その効力範囲が北アイルランドのみか英国全土か、また期限付きか無期限かにある。

北アイルランドのみの場合、本土との間に税関を設けることになる為、北アイルランドの政治団体DUPは猛反対している。北アイルランドが英国本土と仕切られてしまうからだ。

一方で、backstopが英国全土に効力をおよぼした場合、国民投票でBrexitとなった意味が全くない!ということになる。

メイ首相曰く、今のテクノロジーでは、物理的な関所を設けずにして国境チェックをすることは難しい。そのためこの問題解決に時間が掛かっているのだ。

国会はbackstopを使わない別の選択肢を考慮する事で合意をしたものの、どういった選択肢があるのか?

一方でEU側はbackstopを脱退合意書から抜く事はしないと言っている。このギャップを如何に埋めるかがメイ首相の腕の見せどころかなのである。あと2ヶ月で何らかの合意が成されるとは、とても思えないんだけど…。

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